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2006年4月26日 (水)

兄弟

P1010028_edited_1 ELVIN JONES。

彼は2004年5月18日にどこか遠くへ旅立った。世界中のドラマーに影響を与え続け、数多くの傑作を残して。

この人が叩くスネアが最高だ。つま先から頭のてっぺんまでスコーンと突き抜けるような強烈なスネア。手がいくつあるんだろう。力強く、時に静かに暖かく。JAZZという音楽を世界のスタンダードにした一人。

あまりの偉人、有名人、故に説明不要なのであえてこのジャケ。結論からいくと、これ以上なくにんまりと笑う顔、こんな人の演奏が悪いわけはない。勿論向き合うのは兄ハンク。「THE GREAT JAZZ TRIO」と掲げられた巨人達が送るスタンダードであり過去のアルバムの別テイクを集めたエルビンへの追悼盤。「枯葉」での二人の入り方は正に兄弟だから出来る絶妙なタイミング。ここにはいつもこの笑顔のELVIN JONESがいるのだ。ライナーノーツも最高。

誰にでも扉を用意してくれているようなこのトリオの演奏は逆に、スタンダードという恐ろしさも教えてくれる。何事も簡単には片付かないものだ。これからも沢山のエルビンを探し出会いたい。自分にとってはまだ始まったばかりだから。

「THE GREAT JAZZ TRIO」 collaboration

Hank Jones:piano, Richard Davis:bass, Elvin Jones:drums

サウンドハウス柴田 shibata@dynamicaudio.co.jp

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