1F お楽しみ企画 ローサーユニットを語る。
**サウンドハウス1Fプレゼンツ**
現代スピーカーのルーツを探る。
今回は、電話でも問い合わせの多いローサーユニットを
取り上げたいと思います。
雑誌や他のHPでも取り上げられることの多いローサー
ですが、(ラウザーユニットとも呼ばれます。)かなり不思議
な魅力をもったユニットです。
結構、ミステリアスな存在の為、雑誌でもよくよく見ると
商品販売のページはあっても どういうものか振り返って
みると なかなか判りにくいユニットですから
ちょっと微力ながら紹介してみますね。
先ずは全体写真ですが、Wコーンやデュフーザーが逆に
新鮮に感じられます。恐らく?20~30年前の自作派
でしたら、よくご存知だと思います。この形状
かなり流行りましたよね。そうです。原型はこの
ローサーユニットということになってしまうのでしょうか?
素材としては特殊なケント紙、 エッジはウレタンエッジという
組み合わせでできています。
しかも、デフューザーは陶器(!)でできています。
他にも巨大なアル二コマグネットを使ったりと豪華です。
(高域の20KHzまで伸びていると言われています。)
実はこの頃からデュフーザーしだいで音が変わる
ことは秋葉原界隈で知られていました。
そういえば、ここ10~20年ぐらいの間に
瞬く間に有名になりましたB&Wも同じような
構造をとっていますね。
(只今、恐ろしいことにダイヤモンドシグネチャー
かなり、売れてます。まだ半年間しか経ってない
のに、もうそろそろ完売の勢いだそうです。)
そういえば、最近、純国産メーカーでも
似ているようなモノがあったよーな?。
逆に最近のトレンドになったりして..........
↑写真はB&W 805s
デュフーザーを取った状態ですが、ボイスコイルが
この隙間に見られます。
このあたりの繊細なつくりはさすがです。
輸入代理元も今は某D店の方で努めている方が
始めたのち、今はユートピアへと変遷を経て今日
に至っています。
(かのF研究所も扱っていた時代があったとか...........。)
音調も不思議な鳴りかたで解像度とか、
高感度スピーカーだからとか、そういう言葉で表現
できない(片付けられない)魅惑のユニットです。
ただ、目を閉じてずっと聴いていると、抑揚感とか
演奏者のモーションが不思議と飛びこんでくる感じ
がします。聴き手を離さない理由としては
この辺りもあるのかもしれません。
ユニットもPM7とPM6あたりが手をつけやすく、
ポピュラーです。
(アルミコイルとシルバーコイルがあります。)
このようなドライバーユニットですから、全世界に
ファンクラブ(?)のようなものが存在し、1950年代
から現在まで生産を続けているお化けユニットメーカー
と言えるかもしれません。勿論、高級ユニットだった
らしいですよ。詳しい方に一度聞いたところ、
当時、他に有名だったグッドマンズの某ユニットの
3倍位は高かったとか..........。
とにかく商品の特徴から鳴らし方までネットでも
謎だらけの商品といえばローサーです。!
この辺りのユニットを使った完成品SPとは?
(もう判っているとは思いますが.......)
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