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2008年8月26日 (火)

来客の正体

A この来客のお名前は C45 シリアルNo140番 別名を JBL METREGON といいまして、かの DD44000WX PARAGON の弟分となるスピーカーであります。しかし実際には兄貴分のように2つには分かれないので移動が大変。兄貴より小さいくせに世話がやけるのですが、その分箱の強度は確りとしているのですよ。

METREGONはPARAGONより1mほど左右が短くて、全体がとてもチャーミングな雰囲気を醸し出しております。サウンドについては説明が難しいのですが、とても足りないがとても満ちているサウンドでもと言いましょうか。営業開始から閉店までの10時間鳴らし続けていても疲れることなく満足感のある音楽体験が出来るのです。

内臓のユニットは130A+275+H5040+LX13の2WAYで、これはたまたまなのでありす。なぜか、さきの画像でMETREGONの底板に貼って有りますシールにはインピーダンスの記載がありません。1960年当時METREGONは箱だけで販売されていて、使用するユニットはお客様の都合で選択してシステムアップするものであったからです。使う方の好みのユニット、もしくは予算の関係で選ぶ事ができた時代のJBLスピーカーたち。

残念ながらネットワークだけはオリジナルでは無いのですが、何故違うのかはこのMETREGON特有の謎の一つなのです。ちなみにオリジナルネットワークの型番はN600であります。

Photo

何人かの人達がこのスピーカーと挨拶を交わしました。
店内に入っても2分位全くMETREGONに気付かない方、
PARAGONと間違われる方、ひたすら感心している方など、
その皆さんのMETREGONに対する思いの印象の違いを聞くのがとても楽しい。

ある方はヘレン・メリルのボーカルにまいり、ある方はオーレル・ニコレのモーツアルトに呆れ、ある方はBLUE NOTE の IKE QUEBEC の テナーサックスに痺れてと、皆さん今まで聴いた事の無いサウンドバランスに感慨深い想いをこのMETREGONに抱いていました

音楽程のバリエーションはありませんが、古典と言い切れるオーディオ機器に出会うとオーディオにおけるバリーションの深さも中々のもんだと、とても勉強になると共に、今の若い方が20年~30年後に古典と言い切れるオーディオ機器とはどんな機器だろうかと想像するのもわるくありませんね。

サウンドハウス 5F 担当 厚木  atsugi@dynamicaudio.co.jp

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