« ちょっとイイ話!! | トップページ | 私は泣いたLINDEMANN USB-DDC 24/96 その③ »

2010年1月15日 (金)

FIRST WATT 「J2」のご紹介

                  -*-*-*-*-*-*-*-*-*- 

個人的に興味のあった「FIRST WATT」の「J2」を聴くことができました。デモ機がこれだけなので明日までの展示なのですが、ご興味のある方は是非聴いてみて下さい。

P1120504

アメリカはマーク・レヴィンソンを始め、ボンジョルノ、ダゴスティーノ、マイケル・エリオットなど優れたデザイナーが世に送り出していますが、ネルソン・パスもその一人、70年代のスレッショルドから現在のパスラボラトリーズまで優れたアンプを数多く設計しています。 

「FIRST WATT」はパスのプライベートブランド。「J2」は長年の経験からアンプの歪率に着目し、とにかくシンプルで出力よりも音のクオリティーを優先したモデルです。

詳しい説明はこちら↓です。

http://www.electori.co.jp/FirstWatt/J2.pdf

P1120503

パスのアンプというとマッキン並みに重たい、というイメージでしたが、これは11kgと拍子抜けするくらい軽いアンプです。フロントパネルもメーターはなく、ランプだけのシンプルなもの。個人的にはゴテゴテしてないところが好きです。

音は電源を入れてから3,40分経って筺体が熱くなってからが本領発揮です。非常に密度のある、しっかりとした音ですが、何より楽器の音色がくっきりと鮮やかに表現されるのが素晴らしいです。久しぶりにワクワクする音のアンプでしたので、展示機をオーダーしました。

気になるのは出力が8Ωで25Wですが、4Ωだと15Wに落ちてしまう点。現在展示しているスピーカーはジャーマンフィジクスの「HRS120」、SONUS FABERの「GUARNERI MEMENTO」など4Ωの製品が多いので気になっていたのですが、通常のボリュームであればごく普通に鳴ってくれます。ただビックバンドやオーケストラを等身大に近くという鳴らし方だとすぐにビビってしまいました。(輸入元エレクトリに確認したところこのモデルは120V仕様のサンプル機で、次回から出荷する100V仕様だったらもう少し出せるかもしれないということです。)

8Ω、92dB以上のスピーカーであれば音量は気にすることなく楽しめると思います。(アヴァンギャルドはピッタリだと思います)ただ現在販売されているスピーカーは4Ωが多いのが現状、しかもインピーダンスの表記は各社まちまちですので、8Ωの記載があっても実際は4Ω以下になる製品もあります。スペックだけで判断は難しいのです。

というわけでオールマイティーなアンプではないのですが、私が今までに納品、セッティングなどで伺ったお客様の音量を考えると4Ωで能率も90dBないような現代スピーカーでも「これだけ出れば十分だよ」という方が多い気もします。他には得がたいサウンドの魅力を持ったアンプですので、まずは一度聴いて頂きたいと思います。

本日SONUS FABER「AMATI ANNIVERSARIO」を展示しました。明日はこの組み合わせでデモ致します。

         -*-*-*-*-*-*-*-*-*-

お問い合わせは4F上遠野(ken@dynamicaudio.co.jp)までお願いします。

|

« ちょっとイイ話!! | トップページ | 私は泣いたLINDEMANN USB-DDC 24/96 その③ »