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2015年3月21日 (土)

■電源ケーブル試聴> ④

一般的ではありませんが、使っている方が意外と多いのでは・・・

Allegro
ALLEGRO電源ケーブルです。
日本人の方のプロデュースによるアメリカ製といったところ。

長さ表記は2.0mだったと思いますが、実際には2.5mくらいありその太さと合わせて取り回しは苦労します。
ただし、両端子の手前は比較的細くなっているので機器への接続自体は通してしまえばそれほどでもありません。

ここでは普段は壁コンセントからACボックスへ使用しているのでつなぎっぱなしの状態です。
したがってこのケーブル単体を試聴するということはここ何年もしたことないですね。

本来はスタジオ使用等の業務用として開発されたもので、元々はアース有りのグランド・オンと無しのグランド・リフト仕様がありましたが現在はグランド・オンのみになっているはずです。

で、その能力はと言うと意図的なところを全く感じさせない素直な音です。

良くしよう・・良くしよう・・・と思って作り込んでいったらこの太さ、この長さになってしまった、というところでしょうね・・以前に聞いたところではこの長さ以外短いのも長いのも作ってもらえませんでした。

「素直な音」と言いましたが、評価がそれだけの場合はたいていはつまらない音です。
ネガティブな印象をごまかす時に便利に使うことがあります。

ですが、このALLEGROは全く正反対というか質量感を伴った音像のリアリティー、スピード感、音場表現がどこがどうと言うことではなく至極当たり前の感じでそこにあります。
ひとつひとつの特徴をとらえてあーだこーだ評価する感じではないです。

オーディオの場合「あちらを立てればこちらが立たず」みたいなことの繰り返しである意味「落としどころ」を見つける作業でもあるのですが、このALLEGRO電源ケーブルは意図せずそれができてしまったケーブルのようです。

リファレンス的な電源ケーブルを1本は持っていたい、使ってみたと言うことであればこのALLEGROが最右翼ですね。
ということで、私も壁コンからのケーブルはこのALLEGROで固定になっております。

次は先日のエソテリックに続いての国産品。

Horus
武藤製作所の"HORUS NEO +α"電源ケーブルで"Terminator"な無しのタイプです。
同じ"HORUS NEO"でもインターコネクトと違って柔らかく取り回しも楽です。

"HORUS"はインターコネクトも含めてですが、NEO→Terminator→+αと使っています。

"HORUS"を初めて聴いた時の印象は日本人の「琴線」に触れる音世界・・という感じでそのクォリティーの高さと合わせてデリケートで繊細、しかし弱々しくはならないところに惹かれました。

極めてパーソナルな感じでオーディオに思いっきり入り込んで楽しむといったところがあり、良くも悪くも好みの分かれるところだったと思います。

これがNEO→Terminator→ +αと進化することで簡単に言うとキャパシティーの広さ、懐の深さがよりはっきりと分かるようになり、そして +αで伸びやかさというか開放感も気持ちよく加わりけっこうインターナショナルな趣きになってきたように感じてます。

それでもやはり聴く人を前のめりにさせるところがあるのが"HORUS"のいいところなんでしょうね。

akiyama@dynamicaudio.co.jp
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