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2015年3月28日 (土)

■電源ケーブル試聴> ⑤

電源ケーブルは今回で取りあえず一旦終わりです。
最後はBMIの"OCEANIC STATEMENT"とSTAGEIII CONCEPTSの"KRAKEN"です。

どちらも国内に代理店は無いので初めて聴いたのは何年か前に中古品として出てきた時になりますが、「ちょっと・・いや、かなり驚いた」というのが当時の記憶ですが、改めて聴いてみてもその時の印象、評価とも変わらないです。

まずは、これから。

Ocs_2
BMI CABLES "OCEANIC STATEMENT"です。

こうやって撮ると太さが分かりやすいですね。
かなり太めですが、わりと軽めで取り回しもまぁまぁ楽です。

音に関しては、もうこのレベルになってくると語ることも無くなってきますね。

ステレオイメージとか音場感とか音の実在感といった表情、表現に関してはニュートラルと言ってしまうと失礼な感じになるくらい自然で余裕も感じます。

極めて「クール」な感じです。
クールと言っても冷たいってことではないです・・非常に格好いいです。

雰囲気として全体に引き締まった感じよりも良い意味での「余裕からくる緩さ」があり、なおかつ音像がボケることもありません。

そこへ持ってきて、ヴォーカルや楽器の音の暖かみにも似た質感が伝わってきてそれが「クール」に表現されるので、これはたまらん!って感じになりますね。

音質そのものには微妙なキャラというかクセはありますが、それはそれでツボにはまってくるので全く問題なしです。

ちなみに前段、後段、パワーアンプどちらに使っても良いと思っています。

さて、最後になりますがこれです。

Kraken1
STAGEIII CONCEPTSの"KRAKEN"です。

一聴して分かる最高のS/Nと情報量、解像度からくる極めて正確な音像の定位は決して分析的にはならずそれぞれが音場に溶け込んでいるようにも聴こえます。

低域の量感もたっぷりと感じることができますが、下に伸びるだけで他の帯域を邪魔することはありません。

アコースティック楽器の響きや余韻、ヴォーカルの息づかいなども極めてデリケートに聴かせると思えばエレキベースやエレキギターの僅かなコンプ感も嫌み無く表現されるので演奏のグルーブ感や間といったものもリアリティーを持って感じることができます。

これまたプレーヤーでもプリでもパワーでもどこで使用しても別段おかしくはありませんが、オールマイティーに近いクォリティーと幅広い表現力のキャパシティーを持っていますのでパワーアンプでの使用がデフォルトと言うかあれこれ悩まないで済むかも知れませんね。

KRAKENに関しては客観的な部分(これもやや曖昧ですが)についてケチを付けるところが無い・・というのが現時点での私の感想です。

強いて欠点をあげれば太い、重たい、(値段が)高いってことでしょうか。

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これで主な電源ケーブルのご紹介は一旦終わりにして、もう少ししてからインターコネクト・ケーブルのご紹介に入りたいと思います。

今回、スピーカー・ケーブルから始まって電源ケーブルまで来ましたが実はその間試聴に使用しているシステム自体もアンプが変わったりスピーカーが変わったりしています。

スピーカーが変わったりしたらそれに慣れるというか飲み込むまでもう大変なのですが、それでもケーブルのみにピンスポットをあてての評価は可能なんだ・・と言うことも改めて分かりました。

では、引き続きよろしくお願い致します。

akiyama@dynamicaudio.co.jp
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03-3253-5555

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