クレル KAV-300iLで考えるアメリカ大陸アンプの傾向
**サウンドハウス1F**
無限の力のキャッチコピー
その真意とは如何に?
●ジャンル名:アンプ
●品名:プリメインアンプ
●ブランド名:KRELL
●型式名:KAV-300iL
●価格:\590,000
●発売日:2001年3月
【SPEC】
●定格出力:200W/ch(8Ω),400W/ch(4Ω)
●電源トランス:750VA
●入力端子:バランス1系統、シングルエンド3系統
テープ入出力:シングルエンド1系統
プリアンプ出力:シングルエンド1系統
●出力端子:スピーカー出力1系統
●リモート機能 赤外線リモコン、RC-5、12VDCトリガー出力
●サイズ/質量:幅438mm×高さ89mm×奥行き432mm/14.1kg
>中古品、 240,000円(税込)
とうとう、クレルを紹介する日がきてしまいました。
1Fで紹介するには比較的 珍しい商品だと思っています。
しかし、本年度の1Fはピリッと辛口商品から甘~い商品
まで臨機応変に対応していきますので乞うご期待下さい。!
さて、話は戻りますがやっぱりクレルというアンプの特徴を
ブランド的に一言で表現するのは流石に難しいかな?と
思っています。ただし、高額商品系のアンプの特徴として
音色を左右しているのはやっぱり出力素子あたりが占めて
いる気がしますよね。(皆さんどう思われますか?)
クレルやFMアコースティック(こちらは回路詳細不明だが)
あたりの商品に使われている部品群、特に出力素子の商品
精度はすさまじく、この辺りがSPを完璧なまでに鳴らすと
評価されている所以だと考えています。確かクレルという名も
**何某という映画(多分、禁断の惑星だったと思う。)から
とられた名前らしくカタログのキャッチコピーにも
<無限のパワー実現のための最新のテクノロジーと
斬新なアイデアを傾注>と書いてあります。そんな名前に
負けないぐらい評価されているクレルはアメリカ屈指の
アンプメーカーです。
KAV-300iLは小信号バイポーラを組み合わせた複合素子
LAPTでハイパワーを実現しているらしく動特性の良さは
もはや私が語る必要はないでしょう。
(余談ですがFMアコの出力素子のマッチング精度は一説
には何百分の一単位で部品をセレクト?とも言われています。
クレルはFMアコのようなコスト上の制約を複合素子LAPT
で解消してしまった?)
クレルが鳴りにくいスピーカーにも強いという評判は
こういったアイデア(技術)で成り立っているのかもしれません。
また、日本製のアンプとの違いではバイポーラ素子採用
ということに着眼しています。個人的な感想ですが
MOS-FETのような直進性(再現性)の高い素子よりも、
ちょっとタメというかわずかですが甘美な印象がある
バイポーラの方が 逆にフィットする感があります。
早速、お目当てのKAV-300iLを聴いてみた感想としては
どんな曲でも最初からモリモリっとしたみなぎるパワー感を
期待しましたが、繊細な曲は繊細に迫力のある音は破綻なく
聞かせる決して音楽性を見失わない端正なアンプという感想
をいだきました。デザインも含めて好きな人にはたまらない
アンプではないでしょうか?
最後にはなりますが、某オーディオ営業マンに海外での
評価をお尋ねしたところ、アメリカではクレル、マッキントッシュ、
クラッセあたりが評価が高いそうです。その話を頭に入れて
この3つのブランドのアンプを聴いてみて思ったのですが低域
まできちんと ごまかしのなく再現するアンプこそがアメリカ
大陸で評価されるのかなっ?と思った次第です。
勿論、バランス端子もある薄型でありながら
完全バランスアンプです。
便利なリモコン付きです。
買ってクレルな?
えっイヤ?
どうしてクレル?(おやじギャグ)
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