2006年のCD
◆◇◆ DR.IGARASHI Today'seyes ◆◇◆
☆DR.IGARASHI 今日のBeer指数 97%
ナクソス・ジャパンより好評発売中の
「日本作曲家 選輯」シリーズ。
国産クラシック18名のアーティスト達と、
オムニバスを入れた全22集。
その作品の中でも、最もアッシ的に興味を引いたノガ。
■「山田 耕筰 / 長唄交響曲「鶴亀」(1934)
交響曲「明治頌歌」(1921)
舞踊交響曲「マグダラのマリア」(1916) 」
NAXSOS 8.557971J 2006年発売
販売価格\990税込み
(*通販致しマス。 送料\300税込み 1枚)
「日本人は西洋音楽で何を為せるか、耕筰の苦悩の軌跡」
とCD盤の襷にあるキャッチ・コピーが物語るよーに。
明治・大正・昭和とゆー激動の
時代背景を背負って生きながらにシテ。
欧州留学で培った山田耕筰の感性が、
ダイレクトにリスナーに伝わって来る傑作!!
西洋音楽を受け入れ、日本人のナショナリズムを
音楽として濃く描いて行く音絵巻。
平成の現在、世界をまたに駆けて活躍する
アーティスト達は沢山居るけレド...。
山田耕筰のスチュエーションとは逆に、
欧米の影響下に身を置き、
日本人としてのナショナリズムは、
かなりソフティトケイトされてしまってイル。
何と言っても。このアルバムのハイライトは。
長唄交響曲「鶴亀」!! 1934年に完成。
~歌詞より 中略:
大臣が皇帝に言上する。「皇帝陛下、どうにか
鶴と亀を御前で舞わせて下さい。」皇帝は頷き、
鶴と亀は喜んで舞う。鶴と亀は皇帝に、
永遠の命を授ける。皇帝は喜び自らも舞始める。
19世紀半ばの長唄をそのまま演奏し、
バックグラウンドに管弦楽を配置。
CDプレーヤーをスタートさせてJUST!!
長唄から始まり、三味線が入り、管弦楽が加わル。
日本として西洋音楽に影響を受けた感性。
その影響下に於いて、ナショナリズム極めた、
驚愕のパフォーマンス17分21秒が炸裂!!
我々、日本人として忘れ去られていた旋律。
懐古主義ではなく、日本人だったら誰しも血の騒ぐ、
日本人意識を感じ取らずにはいられない作品。
しかも。
国産?海外クラシックの歴史の中でモ。
アッシ的には、NEVER HEARD BEFORE って言エル。
凄い作品!!
尚、録音はDDDで、ナチュラルなカーブ特性が心地良イ。
*ナクソス・ジャパン「日本作曲家 選輯」の
詳細は下記でどーぞ。
http://www.naxos.co.jp/onsale_japaneseseries.html
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mailto:igarashi@dynamicaudio.co.jp
TEL 03-3253-2001 サウンド・ハウス 7F 五十嵐
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