GK
長いお付き合いのお客さんと会話の中で
“ゴールドムンドは甘い音色が素敵”
“最近のラックスはタイトで澄んでる”
“エソテリックは隅々まで聴こえそう”
などのコメントから
写実力と描写力というフレーズが
私の軽いお頭に浮かんだのです
写実力は値段が上がれば当然付いてきますが
描写力というのがメーカー各々の打ち出し方や
個々のモデルによって持つ性格のようなものであり
安易にプライスだけで決まらないし
優劣という土俵から一脱してるように感じます
例えば この前の訪問で
“今日持ってきてくれた40万のXLRより
薦められて買った10万円のRCAが好きだなぁ”
とか 好みで決まるのが楽器やオーディオですね
どんなアーチを描いて耳に届くか
芸術的描写のチカラは様々
機器でうまいこと半々の性格なのが
BRYSTONのプリアンプ
“BP-26ではなかろうか”
と電話で言われました私も同感です
どちらに傾くこともなく
ただ中央で構える
ゴールキーパーのような存在に思えます
その音色を聴けば
両手を広げ受け止めようとする姿が浮かぶのです
プレイヤーから放たれたボールが
写実側でも 描写側でも
飛びつけるフットワークが嬉しいです
まさに守護神
BP-26-17 + MPS-2
定価543,900円
でも最近のアンプはどれも優秀ですから
どれでもいいクオリティで聴けますよね
どれを買うても失敗なんてないでしょう
両立こそ難しいでしょうが
TEL⇒03-3253-2001
PC⇒toMail
ヤマカタ
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