試聴会後記.
特筆すべきはやはり中音域の魅力です、これだけ厚みのある音は他に無いと言っていいはず。声や楽器、この帯域で出てくる全ての音がこれだけ安心して聴けるスピーカーというのも他にありません。決して現代の最新スピーカーに求める広帯域、ワイドレンジ再生を補っている製品ではありませんが「一番聴きたい音」をこれだけ聴かせてくれれば他に欲を出す必要を感じさせないつくり込みです。密閉型から染み出てくる必要充分な低域は質感をしっかり届けることに最適でこのスピーカーのバランスの完成度をより高めています、細かいアップデートを重ねながらATCの歴史の中でこの型式が今も続く訳をしっかり感じました。現在はOCTAVE V40SEプリメインアンプで鳴らしています、密閉型で鳴りにくいというイメージをお持ちの方には特にこの鳴りをお聴き頂きたいと思います。しばらくは7Fでご試聴頂けますので、是非ご試聴頂ければとおもいます。
ATC SCM20slT
標準仕上げ(Cherry/Walnut/Black/Oak)¥945,000(税込定価、ペア)
特注仕上げ(Yew/Rosewood)¥1,050,000(税込定価、ペア)
※写真は特注仕上げ(Yew)となります。
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「サウンドハウス7F」
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サウンドハウス7F
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