■OCTAVE MRE220 トランス入力仕様
昨年の9月ですが、OCTAVEの新製品モノラル・パワーアンプ"MRE 220"を短期間でしたがこのフロアーで試聴することができました。
https://dyna-sh.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/octave-new-mre2.html
その時にも非常に惹かれるものはあったのですが、「次回は是非入力トランス付きのモデルを"Jubilee"で鳴らしてみたいと思います。」とあるように気になりつつもそのままになっていました。
今週の月曜日になりますが、その入力トランス仕様のデモ機が入り前回よりも長くデモ機をお借りすることができることもありあれこれと試聴を重ねました。
今回はスピーカーがアヴァロンの"Compass Diamond"とうことで、聴感上は前回のSofia3よりも鳴らし辛い印象で臨んだのですが、そんな心配をものともせず力を発揮してアヴァロンが「濃いめでしゃれた感じ」で鳴っている様はかなり快感です。
最新鋭のハイエンド・アンプのようにどこまでも突き抜けていく・・という感じではなく、クリアーなのに厚めの空気感と音像の有機的な融合感、臨場感がたまりません。
電源アップグレード・オプションの"Black Box"もお借りしており、MRE220単体で充分に試聴した後に"Black Box"を加えてみましたが、アヴァロンだったこともあるのかその効果ははっきりしたものでした。
開放感が一段階上がり血流が良くなったような気持ちよさがあります。
今度は"Super Black Box"を試してみたくなりました。
決して懐古的な意味ではなく管球式アンプの良さを十二分にアピールすると同時に、その能力の高さで意外なスピーカーとの組み合わせで驚かせくれそうな期待も持たせてくれるアンプです。
※とりあえず来週の前半までのデモになります。
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